Ghidra インストール前に確認すること
GhidraはMSI、EXE、DMGを使う一般的なアプリではなく、展開して実行するポータブルソフトウェアです。公式の実行用ファイルはghidra_12.1.2_PUBLIC_20260605.zipです。自動生成されたSource code ZIPは通常のGhidra インストールには使いません。
公式要件はWindows 10 build 1809以降、Linux、macOS 10.13以降、4 GB RAM、インストール済みバイナリ用1 GBです。大きな実行ファイルを解析する場合は8 GB以上のRAMと、プロジェクト、キャッシュ、ZIPを保存する余裕を用意します。32ビットOSは非推奨です。
古いインストール先へ上書きしないでください。Ghidra インストールごとに別のフォルダーを使うと、問題が起きたときに以前の版へ戻せます。新しい版で重要なプロジェクトを開く前に、.gprと.repを一緒にバックアップします。
Ghidraは実行ファイルやファームウェアを解析できます。所有権、契約、組織の規則、地域の法律を確認し、明確な権限がある対象だけに使用してください。
Ghidra インストール用のJDK 21を準備
Ghidra 12.1には64ビットJava 21 Runtime and Development Kitが必要です。実行環境だけのJREではなく、javacを含むJDKを選びます。Adoptium TemurinやAmazon CorrettoなどのOpenJDK 21 LTSを利用できます。
インストール後に新しいターミナルを開き、java -versionとjavac -versionを実行します。両方が21を示すことを確認します。ランチャーはJAVA_HOMEまたはPATHからJavaを探します。
複数のJavaを使うPCでは、別アプリのために古いJavaを削除する必要はありません。Ghidraに正しいJDKホームを指定できます。JDKホームはbinフォルダーの親であり、java.exeそのものではありません。
java -versionjavac -version公式ZIPでGhidra インストールを開始
公式のGhidra 12.1.2リリースを開き、Assetsのghidra_12.1.2_PUBLIC_20260605.zipを選びます。本サイトのボタンも15秒後に同じgithub.comの資産URLを直接開き、ファイルをミラーしません。
ZIPの大きさは572,803,866バイト、約546.3 MiBです。極端に小さいファイル、HTMLページ、予期しないEXEが保存された場合は実行せず、公式リリースへ戻ります。ファイル名と公開元ドメインを同時に確認してください。
Ghidra インストールではソースアーカイブを選ばないことが重要です。ソースからのビルドにはGradleなど別の手順が必要です。通常の利用者にはPUBLICと日付を含む構築済みZIPが適切です。
| 資産 | 通常の導入 | 用途 |
|---|---|---|
| ghidra_12.1.2_PUBLIC_20260605.zip | 使用する | 構築済みマルチプラットフォーム版 |
| Source code (zip) | 使用しない | 開発者向けリポジトリスナップショット |
| Source code (tar.gz) | 使用しない | ソースのtar.gz形式 |
Ghidra インストール前にSHA-256を確認
SHA-256は取得したバイト列が公開元の値と同じかを確認するために使います。12.1.2の値はb62e81a0390618466c019c60d8c2f796ced2509c4c1aea4a37644a77272cf99dです。一文字でも異なる場合は削除して公式URLから再取得します。
WindowsはGet-FileHash、macOSはshasum -a 256、Linuxはsha256sumを使えます。チェックサムは安全性の全てを証明するものではありませんが、破損や想定外の変更を検出する重要なGhidra インストール手順です。
Get-FileHash .\ghidra_12.1.2_PUBLIC_20260605.zip -Algorithm SHA256shasum -a 256 ghidra_12.1.2_PUBLIC_20260605.zipsha256sum ghidra_12.1.2_PUBLIC_20260605.zip展開してGhidra インストールを完了
ZIP全体を新しい書き込み可能なフォルダーへ展開します。圧縮ファイルの中からランチャーを直接実行すると相対パスやモジュールを読めません。パスに!を含めず、Windowsでは^も避けます。
展開したghidra_12.1.2_PUBLICを開きます。WindowsはghidraRun.bat、macOSとLinuxは./ghidraRunを実行します。最初の起動はモジュールと設定を作るため少し長くなることがあります。
プロジェクトウィンドウが表示されたらGhidra インストールは完了です。FileからNon-Shared Projectを作り、バックアップしやすい場所を選びます。デスクトップショートカットやスタートメニュー項目は自動作成されないため、必要なら起動確認後に自分で作ります。
- 1
ZIPをすべて展開
版ごとに新しいフォルダーを使い、内部構造を維持します。
ghidra_12.1.2_PUBLIC/ - 2
フォルダーを開く
Ghidra、Extensions、support、docsとランチャーがあることを確認します。
cd ghidra_12.1.2_PUBLIC - 3
OSのランチャーを実行
Windowsはバッチ、macOSとLinuxはシェルスクリプトです。
ghidraRun.bat | ./ghidraRun - 4
ローカルプロジェクトを作成
書き込み可能で保存しやすい場所を選びます。
File > New Project

Ghidra インストールで起きるエラー
java command not foundならJDK 21を入れてターミナルを開き直します。対応JDKがないという表示なら、javaとjavacの両方を確認し、実行ファイルではなくJDKホームを指定します。
展開に失敗する場合はダウンロードを検証し、WindowsのExtract Allまたは新しい7-Zipを使います。macOSでGatekeeperがネイティブ部品を止める場合は、公式手順に従ってダウンロードZIPのquarantine属性を展開前に扱います。
Ghidra インストールをやり直す前に、端末からランチャーを実行して表示されるエラーを読みます。古い版の上へ展開せず、単純なパスの新規フォルダーで試すと、権限、欠損ファイル、古い設定を切り分けられます。
| 症状 | 主な原因 | 最初の対応 |
|---|---|---|
| javaが見つからない | PATHまたはJAVA_HOME | JDK 21を確認して端末を再起動 |
| 対応JDKなし | 版違いまたはJREのみ | javaとjavacを確認 |
| すぐ終了する | 背景起動でエラーが隠れる | 端末またはghidraDebugで実行 |
| 展開ファイルが欠ける | 不完全な取得や古い展開ソフト | SHA-256確認後に再展開 |
| macOSでブロック | Gatekeeper quarantine | 公式xattr手順を確認 |
Ghidra インストールのよくある質問
管理者権限は必要ですか?
通常は不要です。自分が書き込めるフォルダーへ展開します。保護された場所やサーバーサービスの設定では権限が必要な場合があります。
Javaなしで導入できますか?
できません。Ghidra 12.1には64ビットJDK 21が必要です。
どのフォルダーが適切ですか?
短く単純で書き込み可能なパスを使い、版ごとに分けます。感嘆符を避け、Windowsではキャレットも避けます。
Source code ZIPを選びますか?
通常は選びません。AssetsのPUBLICリリースZIPを取得します。
アンインストール方法は?
Ghidraを閉じ、必要なプロジェクトを保存して、展開した導入フォルダーを削除します。
公式ZIPからGhidraを導入
検証済みの12.1.2公開版を取得し、このGhidra インストール手順で安全に展開してください。